3.売りモノをピンポイントで決める
(3)インターネットで発注しやすくした例
産業用製品の営業活動では「売りモノをピンポイントで決める」ことが必要である。浜松市の沢根スプリングは発注しやすさを売りモノにした例である。
同社は自動車メーカや電子機器メーカを顧客にしている。スプリングは太さ・長さ・材質など多種類あるため、規格品であっても顧客は必要とするものをなかなか探し出せない。そこでインターネットのwebサイトで欲しいものを容易に検索できるようにした。
これによって商品の探索・発注がやりやすくなっている。同社はこれを売りモノにして売上を伸ばしている。このように物理的な商品は変わらなくても、売りモノを新たに追加することは可能である。